ファスティング「やばい」理由3選|体に悪い?・口コミと共に紹介!

ファスティング やばい アイキャッチ

「ファスティングはやばいの?」

「ファスティングとは」とGoogle検索をすると関連キーワードに「やばい」と表示されています。

一体何がやばいのか気になることでしょう。

そこで、本ページでは、ファスティングが「やばい」といわれる理由を口コミと共に紹介していきます。

ファスティングとは

ファスティングとは

ファスティングとは、一定期間「断食」することをいいます。

英語のfast(断食する)を由来とした言葉です。

「絶食」と違い、何も口にしないというわけではありません。

やり方としては、固形物を半日~数日間にわたり、口にしないという方法です。

身体を整える方法として注目されており、以下のような効果が期待できるでしょう。

  • 内臓や消化器官を休ませる
  • 身体のリズムを正常に戻す

ただし、正しい知識がないまま自己流でおこなうのはリスクが高くなります。

正しい方法でおこなえば、以下のような結果が得られるでしょう。

  • 腸内環境が整う
  • 免疫力の向上
  • 肌荒れの改善
  • デトックス効果
  • ダイエット効果

また、ファスティングにはさまざまな方法があり、主な期間の長さは以下の通りです。

  • 半日
  • 1日
  • 2日
  • 3日~5日
  • 1週間

期間の長さによって、得られる効果にも違いがあります。

体重を落としたいからといって、いきなり長期間おこなうのは危険です。

最初は半日から始めて、徐々に体を慣らしていくと良いでしょう。

またファスティングは、以下のような期間に分けておこないます。

  • 準備期
  • ファスティング期
  • 回復期

ファスティング期だけをおこなうことは、リスクが高いので注意が必要です。

正しい知識でおこなうことで、期待する効果を得られるでしょう。

期間ごとの目的や効果については、後述します。

ファスティングがやばい理由1:自己流でやってしまう

ファスティングをするときに、目標もなく自己流でやってしまったようですね。

4日間おこなったところで、5日目にいきなりフライドチキンを食べて胃痛を起こしたようです。

しかも反動で暴飲暴食してしまい、リバウンドまでしてしまいました。

自己流でやるのは、リスクが高いといえるでしょう。

ファスティングには、さまざまな種類があり、実施する期間ごとに効果も変わります。

目的に合わせて、日数を決めておこなうようにしましょう。

何日間おこなえば良いのかは、以下の表を参考にしてください。

日数目的・効果
半日・初心者向け
・内臓や消化器官を休める
1日・初心者向け
・肌荒れの改善
2日・週末が休みの方など
・腸内環境を改善
3日~5日・中級者向け
・ダイエット効果
・免疫力が上がる
1週間・上級者向け
・身体のリセット
・脳が覚醒する

まずは短期間から始めて、慣れてきたら長期間にチャレンジしてみると良いでしょう。

また、最近では「16時間ファスティング」というものが人気となっています。

1日の中で、16時間は何も食べないという方法です。

断食をすることで、肝臓が生命を維持するための機能「オートファジー」が活発になるといわれています。

オートファジーは、細胞が自分の一部を分解する作用のことです。

「自食作用」ともいわれ、細胞内のゴミを分解しリサイクルする作用があります。

残りの8時間以内は、食事の回数や食べ物の制限などはありません。

16時間ファスティングは、準備期や回復期などを設ける必要がなく、気軽に取り入れることが可能です。

取り入れるときには、以下のように計画を立ててみると良いのかもしれません。

  • 午前8時~午後4時までの間に食事を済ませる
  • 午後12時~午後8時までの間に食事を済ませる

自分の生活リズムに合わせて時間を決めますが、午後8時以降には食べないようにするのが理想です。

食べるものの制限はありませんが、糖質・脂質の高いものは避けるようにしましょう。

また、脱水症状にならないために、水分を多めに摂ることも大切です。

ファスティングがやばい理由2:やり方を間違えると危険

痩せたいからといって、ブロガーさんなど、素人の情報を鵜呑みにするのは危険でしょう。

長い日数ファスティングをしているにも関わらず、口にしたものの一部しか紹介していない方が目立つようです。

「痩せた」という情報だけを見るのではなく、リスクなどについても知っておく必要があります。

体は食べ物でできているので、健康的に食べてダイエットするのが良いでしょう。

中には、早く効果を得たいからと、無理なやり方をする方も少なくありません。

しかし、やり方を間違えることで、以下のようなことが起こる可能性があります。

  • 栄養不足になる
  • 体調を崩す
  • 摂食障害になる
  • 免疫力が下がる

一度、身体の不調があらわれると、治すのに時間がかかってしまいますし治療が必要になる可能性もあるでしょう。

ファスティングするときは、以下のことに気をつけてください。

  • ミネラルを補給する
  • 水分を多めに摂る
  • アルコールは控える
  • 適度に運動する

なお運動については、筋トレなどの激しいものではなく筋肉量を落とさないための運動が必要です。

そのため、以下のような運動を行うようにしましょう。

  • ウォーキング
  • ストレッチ
  • ヨガ

ただし、低血糖を起こす可能性があるため、運動をするときには普段より軽めにおこなってください。

ファスティングがやばい理由3:リスクやデメリットがある

ファスティングは食事を摂らないため、一時的に体重が減ります。

体重が減ったことだけにフォーカスしてしまい、過度に頑張ってしまうと摂食障害になる危険性があるのです。

ファスティングをするなら、リスクやデメリットを知る必要があります。

ネット上には、以下のような口コミも見られました。

  • 知人が2週間続けて医者から止められてた
  • 一時的に痩せたけど仕事をする気力がなくなった
  • 半端な知識だとリバウンドする

ファスティングの目的は、腸内環境を改善して身体を整えることです。

ダイエット目的でおこなうのは、やめた方が良いのかもしれません。

また、痩せたいからと短期間で何度もファスティングを繰り返すことには、以下のようなリスクもあります。

  • 筋肉量が減る
  • 免疫力が下がる
  • 肌が荒れる

また、ネット上では「痩せたけど肌のハリがなくなった」「抜け毛が増える」などの口コミも見られました。

せっかく痩せることができても、健康的でなければ意味がないのではないでしょうか。

ただし、正しくおこなえれば体の代謝が上がり、ダイエット効果が期待できます。

ダイエットしたいと考えるなら、長期間で計画的におこなうことでリスクを回避することができるでしょう。

ファスティング期間ごとの正しいやり方

ファスティングは、ただ食べ物を口にしなければ良いというわけではありません。

ファスティングは、以下の3つの期間に分けられます。

ファスティング期間ごとの正しいやり方
  • 徐々に断食に移行するための準備期
  • 断食期間のファスティング期
  • 通常の食事に戻すための回復期

それぞれの期間について解説しますので、参考にしてください。

正しいやり方で、健康的な体を手に入れましょう。

徐々に断食に移行するための準備期

ファスティングは、いきなり始めるのではなく準備期間を設けましょう。

ファスティングと同じ日数をかけて、徐々に身体を慣らしていきます。

準備期が必要な理由は、以下の通りです。

  • 体内の糖を減らす
  • 断食での身体の負担を減らす
  • 腸内環境を整える

準備期は、以下のようなものを食べるのがおすすめでしょう。

  • みそ汁・野菜スープ
  • おかゆ・雑炊
  • 納豆など発酵食品
  • いも類など食物繊維が豊富なもの

発酵食品のキムチなど、香辛料を含むものは刺激が強いので準備食には向いていません。

また、みそ汁のダシは昆布だしが望ましいです。

かつお節は動物性食品のため、消化器官に負担を与えてしまいます。

また準備期の最終日は、夜の8時までに食事を終わらせ備えましょう。

断食期間のファスティング期

ファスティング期には、固形物は摂らないようにします。

ただし、ミネラルや水分を積極的に摂るようにすることが大切です。

以下のことを意識して、食品を選びましょう。

  • 胃に優しいか
  • 糖質・脂質が多くないか
  • 濃い味付けではないか

期間中には、以下のような食品がおすすめです。

  • スムージー:フレッシュな野菜やフルーツで食物繊維が摂れる
  • 酵素ドリンク:野菜やフルーツを発酵させたエキスで豊富な栄養が摂れる
  • 豆乳:低カロリーなのに良質なタンパク質が摂れる
  • みそ汁:赤味噌・豆味噌は糖質が少なく満腹感を得られる

なお、みそ汁は具なしで作るようにしましょう。

また避けた方が良い食品もあり、以下の通りとなっています。

  • 肉・魚など動物性食品
  • チーズ・ヨーグルトなどの乳製品
  • 加工食品
  • パン・麺類など小麦製品
  • コーヒー・緑茶などカフェイン
  • アルコール類
  • 香辛料

また食品だけに注意するのではなく、脱水症状を防ぐために1日2リットルの水を数回に分けて飲むことも忘れないようにしましょう。

普段あまり水を飲まない方は、水分摂取が辛いとの口コミも見られました。

準備期から、少しずつ水分の摂取量を増やして慣れておきましょう。

通常の食事に戻すための回復期

ファスティングが終了して、いきなり通常の食事に戻すのは危険です。

ファスティング期と同じ日数をかけて、徐々に身体を慣らしていきましょう。

回復期の食事は、以下のようなものを摂るようにします。

  • 1日目:重湯・具なしみそ汁
  • 2日目以降:おかゆ・みそ汁・動物性食物以外の食品を様子を見ながら

重湯とは、お粥を作ってザルでこしたものです。

いくら柔らかくても、いきなり固形物を口にするのは胃への負担が大きいでしょう。

固形物は2日目から、胃の負担が少ないものを食べるようにしてください。

またファスティング後は、体が飢餓状態になっており栄養を吸収しやすくなっています。

いきなり元のように食べてしまうと、リバウンドしたり体調を崩す可能性があるでしょう。

そのため、回復期もファスティング期と同じくらいの期間でおこなうことが大切です。

ファスティングの良い口コミ

「やばい」などの声もあるファスティングですが、中には良い口コミも多くあります。

試す前に口コミを参考にして、その魅力を知ることで安心してトライすることができるかもしれません。

デトックス効果がすごい

ファスティングをして、少ししてから効果が出てきたようです。

体の基礎代謝が上がるので、その影響と言えるでしょう。

今までしていた爆食も抑えられているようで、良い効果が出ていますね。

リセットするのにちょうどいい

休みの日は、ずっと食べているか全く食べないかの両極端になってしまう方もいるでしょう。

断食なのでキツイと感じる場合もありますが、1日だけならリセットするのにもちょうどいいと感じるようですね。

むくみがとれる

ファスティングには、デトックス効果が期待できます。

体内の不要なものや水分が排出され、血液の循環が良くなるでしょう。

そのため、むくみがとれる効果があります。

ファスティングの良い口コミまとめ

ファスティングの良い口コミには、以下のようなものがありました。

ファスティングの良い口コミ
  • デトックス効果がすごい
  • リセットするのにちょうどいい
  • むくみがとれる

正しいやり方でおこなうことで、しっかりとした効果が期待できるでしょう

ファスティングの悪い口コミ

魅力を感じている人が大勢いるファスティングですが、悪い口コミも複数見られます。

先にマイナス面を知ることで、トライしてから「失敗した」と思うことを避けられるかもしれません。

2日目でもキツイ

2日目にして、結構キツイと感じるようですね。

もし初心者であれば、半日ていどの短い期間から始めてみると良いでしょう。

慣れてきてから、徐々に日数を伸ばしてみると良いかもしれません。

酵素ドリンクは危ない

食事に、酵素ドリンクを取り入れる方も多いようです。

しかし、ファスティング中は低血糖を起こしやすくなります。

低血糖とは、血糖値が極端に低くなった状態の事です。

酵素ドリンクは糖質が多く含まれており、いきなり飲むと血糖値が急上昇する可能性があります。

血糖値の乱高下は、身体の負担となり危険です。

そのため、少量ずつに分けて飲むのが良いでしょう。

長期間は体に悪そう

ファスティングをやってみたら、面白いくらいに体重が落ちてやめるタイミングを見失ってしまったようです。

期待以上の効果が出たことで、2日間の予定が5日目に突入してしまったのですね。

ファスティングをダイエット目的でおこなう方は多いでしょう。

しかし、いきなり長期間ファスティングをおこなうのは、やはり危険です。

ファスティング後は、いきなり通常の食事にしたりせず回復食から始めると、体への負担が軽減されます。

ファスティングの悪い口コミまとめ

ファスティングの悪い口コミには、以下のようなものがありました。

ファスティングの悪い口コミ
  • 2日目でもキツイ
  • 酵素ドリンクは危ない
  • 長期間は体に悪そう

ファスティングは、正しい知識がないまま始めると危険です。

不安な方は、プロのサポートを受けて始めてみると良いかもしれません。

まとめ

ファスティングがやばいといわれている理由として、「自己流でやってしまう」「やり方を間違えると危険」「リスクやデメリットがある」などの口コミがありました。

良い口コミをしている人は、正しい知識でファスティングの効果を得られている人が多い印象です。

そのため、無理なくファスティングを取り入れている人も多いように感じました。

ファスティングは、正しくおこなうことができる人におすすめといえるでしょう。

コメントはこちらから