かっさ「やってはいけない?」やめた方がいい理由と正しい使い方を解説

かっさ やってはいけない アイキャッチ

「かっさはやってはいけないの?」

「かっさ やってはいけない」とGoogle検索をすると関連キーワードに「やめたほうがいい」と表示されています。

一体なぜやめたほうがいいのか気になることでしょう。

そこで、本ページでは、かっさが「やめたほうがいい」といわれる理由を口コミと共に紹介していきます。

かっさとは

かっさは「鍼を使わない鍼灸」と呼ばれる中国の伝統療法です。

ここでは、かっさについて以下の2つをご紹介します。

かっさとは
  • かっさの歴史
  • かっさの効果

ぜひ参考にしてください。

かっさの歴史

かっさは、2500年以上続く中国の伝統療法です。

現在は専用のプレートがあるかっさですが、当時は「陶器」や「コイン」などを使っておこなわれていました。

かっさは漢字では「刮痧」と書き、以下のような意味があります。

  • 刮:こする・削り取る・剥ぐ
  • 痧:滞っている血・老廃物

1980年代に、かっさの第一人者である呂季儒が、西洋医学を視野に入れた現代的なかっさ療法を考案しました。

現在はリラクゼーションサロン・エステサロンなどで施術を受けられるほか、専用のプレートは通販などでも購入できます。

そのため、自宅でかっさマッサージをおこなうことが可能です。

かっさの効果

かっさは、プレートでマッサージすることで、全身の血液やリンパの流れを改善する療法です。

その効果には、以下のようなものが挙げられます。

  • むくみの改善
  • 冷え性の改善
  • デトックス効果
  • ダイエット効果
  • 美肌効果
  • 疲労回復
  • 眼精疲労・肩こり・便秘の解消

血液やリンパの流れが滞ってしまうと、体にさまざまな不調があらわれるでしょう。

東洋医学の基本概念として「気血」があり、気血が体をめぐりバランスをとって、生命の活動を成り立たせると考えられています。

気血の意味は、以下の通りです。

  • 気:体をめぐるエネルギーのようなもの
  • 血:血液・体液の総称

気の働きにより血が全身をめぐることができ、栄養を運ぶことができます。

血のめぐりが悪くなれば、全身に悪影響が出てしまうでしょう。

かっさは、血液やリンパを流し、体のむくみやコリをとる効果が期待できます。

やめたほうがいい理由1:肌がたるむ可能性がある

かっさは、固いプレートで肌をマッサージします。

ゴリゴリやってしまうと、肌がたるむことがあるようです。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • かっさはたるむから捨てた
  • 熱心にやりすぎて口の両サイドがブルドックみたいにたるんだ
  • リフトアップどころかたるむよ

肌を摩擦するマッサージなので、やり方を間違えると後悔することになるのかもしれません。

やめたほうがいい理由2:痛い

かっさは「痛い」という口コミも、多く見られました。

よほど痛かったのか、SNS上では詳しい情報は書かずに「痛い…」だけの書き込みも多かった印象です。

むくみや血行不良などがあると痛みを感じるようですね。

やめたほうがいい理由3:見た目が痛々しい

かっさは、固いプレートで肌をこすり、老廃物を流したりマッサージしたりします。

その結果、内出血して痛々しい見た目になるようです。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • かっさやりすぎてアザだらけ
  • めっちゃアザできて彼氏にDVされてるみたい
  • かっさをやったら赤い跡がすごい

痛みを感じなかったのに、背中が赤黒くなっていて驚いたという口コミも見られました。

また、ネット上で検索すると、痛々しい画像を多数見つけることができます。

かっさに興味はあるものの、痛々しい画像を見ると怖くなってしまいますね。

あまりにも広い範囲で内出血が見られると、治るのか不安になってしまいそうです。

かっさについて解説

かっさで使用するプレートには、さまざまな種類があり、材質・使用部位などによって違いがあります。

また、間違った使い方をすれば、肌を痛める可能性があるでしょう。

ここでは、かっさについて以下のことを解説します。

かっさについて解説
  • 種類と選び方
  • 正しい使い方
  • 効果的な使い方
  • 使用上の注意点

自分に合った使い方を見つけて、悩みを解決していきましょう。

種類と選び方

現在、かっさは材質や形が豊富に販売されており、選ぶのが大変ですよね。

プレートに使われている材質ごとのメリット・デメリットは以下の通りです。

材質メリットデメリット
牛の角・柔らかく肌なじみが良い
・オイルやクリームと相性が良い
・軽くて壊れにくい
・水に弱い
・乾燥に弱い
天然石・使い心地がなめらか
・見た目に高級感がある
衝撃に弱く割れやすい
陶器・肌なじみが良い
・ひんやりした使い心地
衝撃に弱く割れやすい
ステンレス・お風呂で使っても錆びにくい
・衝撃に強い
表面に傷が付きやすい
プラスチック・価格が安い
・軽い
壊れやすい
テラヘルツ鉱石・細胞のリズムを正常化するテラヘルツ波を放つ
・「お風呂に入れる」「枕元に置く」などかっさ以外の使い道も
・普通の素材より価格が高い
・純度が低い商品もある

使用するかっさの素材は、使用する場面に合わせて選ぶようにしましょう。

また、種類としては以下のようなものがあります。

  • 羽根型
  • 魚型
  • くし型
  • 長方形型
  • 棒型

体の部位によって使い分けることによって、効果的にマッサージすることができるでしょう。

詳しい使い方については、次の項目でご紹介します。

正しい使い方

かっさには、さまざまな種類があります。

ここでは、種類ごとの正しい使い方についてご紹介します。

種類ごとの正しい使い方は、以下の通りです。

種類使い方
羽根型・ギザギザの部分:顔・頭皮のマッサージ
・カーブの部分:お腹・腕・足のマッサージ
・突起部分:全身のツボ押し
魚型・ギザギザの部分:顔・頭皮のマッサージ
・カーブの部分:お腹・腕・足のマッサージ
・突起部分:全身のツボ押し
・細かいカーブの部分:眉・フェイスラインのマッサージ
くし型・くしの部分:頭皮のマッサージ
・カーブの部分:お腹・腕・足のマッサージ
・突起部分:全身のツボ押し
長方形型・カーブの部分:お腹・腕・足のマッサージ
・突起部分:全身のツボ押し
棒型・大きい突起部分:顔のマッサージ
・小さい突起部分:足裏・手のひらのツボ押し

羽根型や魚型のプレートは一番ベーシックなものとなっており、手のひらに収まるサイズ感で初めてでも使いやすいでしょう。

カーブや突起など、形の特徴に合わせて全身に使用することができます。

素材によっては、お風呂での使用もできるので、顔であれば湯船で温まっている間に使っても良いでしょう。

その時でも、使用に際して注意しなければならないことがあります。

使用上の注意点については、後述しますので参考にしてください。

効果的な使い方

かっさの正しい使い方が分かったところで、効果的な使い方についてもご紹介します。

使用するときには、必ずマッサージオイルやクリームをたっぷり塗ってから使用して下さい。

効果的な使い方は、以下の通りです。

使い方やり方と効果
流す・一番多いマッサージ方法
・体をなでるようにマッサージする
・全身の血液とリンパの流れを促進する
・基本的に体の末端から中心へマッサージする
・慣れないうちは「心臓に向かって流す」というイメージで
押す・ツボや凝っている部位におこなう
・優しくじっくりおこなうのがコツ
・狙ったところにアプローチできる
ほぐす・かっさプレートの突起部分や凹凸面を使っておこなう
・やや深い部分への刺激となり効果的にコリをほぐせる
・小さく円を描く・小刻みにジグザグに動かすなど
・首・肩まわり・足の裏などの疲れをとるのに効果的

かっさは、目的に合わせて使い方を変えることで、効果的に使用することができます。

かっさを自分の悩みに合わせて使ってみましょう。

使用上の注意点

かっさは、気軽に使用できるだけに、誤った使い方をすると大変です。

ここでは、使用上の注意点についてご紹介します。

以下の表を参考にしてください。

注意点詳細
かっさの前後で水分補給する・コップ1杯ていどの水を飲む
・かっさは全身のめぐりを整えるためのもの
・水分が不足すると効果が感じられない
食後は避ける・食後2時間は消化を妨げる恐れがある
・おすすめのタイミングは入浴後
オイルやクリームをつけてから・滑りを良くして肌への負担を少なくする
・摩擦による色素沈着を防ぐ
力を入れすぎない・肌に傷をつけたり内出血してしまう
・強くこするとシワやシミの原因になる
クレンジングのときに使わない・クレンジングは肌の汚れを落とすもの
・肌への負担が強すぎてトラブルの元になる
同じ部位に毎日やらない・おすすめの頻度は週に1~2回
・やりすぎると肌に刺激を感じることも
お風呂で使うとき要注意・牛の角でできたプレートはお風呂には適さない
・陶器や天然石は滑って落とすと割れる可能性あり

また、かっさをしないほうが良い方がいます。

かっさマッサージをしないほうが良いのは、以下のような方です。

  • 皮膚の病気の方
  • 血友病の方
  • 静脈瘤がある方
  • 心疾患の方
  • 糖尿病の方

また、次の方もかっさマッサージを避けた方が無難でしょう。

  • 妊娠中の方
  • 小さな子ども
  • 高齢の方

かっさは体のめぐりを良くして、全身のむくみやコリを取ってくれます。

しかし正しく使わないと、後で思わぬトラブルが起こるかもしれません。

正しく使って、体のめぐりを良くしましょう。

かっさの良い口コミ

「やめたほうがいい」などの声もあるかっさですが、中には良い口コミも多くあります。

かっさの使用前に口コミを参考にして、その魅力を知ることで期待する効果を得ることができるかもしれません。

気持ちいい

足のむくみ対策に、天然石のかっさとマッサージオイルを使ってみたようです。

しっかりとオイルを使うことで摩擦が少なくなり、気持ちいいと感じられるようですね。

初めてのかっさで、満足いく結果になったようです。

スッキリした

こちらも足にかっさを使用して、マッサージをおこなったようです。

ゴリゴリとマッサージしたようですが、スッキリ感を得られたんですね。

テレビを見ながらでもできるので、ハマってしまったようです。

むくみが解消された

左足のむくみに悩んでいたものの、驚くほどの効果を感じられたようです。

筋膜ローラーも竹踏みもストレッチも、効果を感じることができませんでした。

万が一、割れてしまっても困らないように、ストックを買っておきたいとまで考えているようです。

かっさの良い口コミまとめ

かっさの良い口コミとして、以下の3つがありました。

かっさの良い口コミ
  • 気持ちいい
  • スッキリした
  • むくみが解消された

かっさは、足の使用での良い口コミが多い印象でした。

固いプレートでのマッサージなので、ある程度、皮膚が丈夫な部分での使用が向いているということでしょうか。

かっさの悪い口コミ

魅力を感じている人が大勢いるかっさですが、悪い口コミも複数見られます。

先にマイナス面を知ることで、使用してから「失敗した」と思うことを避けられるかもしれません。

シミができた

顔やせを目指してマッサージしていたところ、フェイスラインがくすんでシミができてしまったようです。

顔は体より皮膚が薄いので、摩擦に弱いということでしょう。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • かっさした部分だけ見事にシミできた
  • 摩擦すごいからシミになる
  • 小顔になるマッサージしたらシミが複数できた

顔に使うときには、オイルなどを使い軽い力でマッサージするようにしましょう。

力加減が分からない

初めてかっさを使うときに、力加減が分からずアザができるほどマッサージしてしまう方は多い印象でした。

初めてだからこそ、オイルなども使って優しくマッサージするようにしましょう。

内出血した

身体が凝っているからといって、かっさのような固いプレートで強くほぐすと内出血にもつながります。

ひどいと何日も消えずに残ってしまうようです。

かっさを使用する時は、優しく使うことを心がけましょう。

かっさの悪い口コミまとめ

かっさの悪い口コミとして、以下の3つがありました。

かっさの悪い口コミ
  • シミができた
  • 力加減が分からない
  • 内出血した

かっさを使って、強い力でマッサージしている方が多い印象です。

なかなか消えないと気になってしまいますし、シミや内出血などできないように慎重に使うようにしたいですね。

まとめ

かっさをやめたほうがいいと言われている理由として、「肌がたるむ」「痛い」「見た目が痛々しい」などの口コミがありました。

良い口コミをしている人は、顔以外の身体に使用している人が多い印象です。

そのため、少し強い力でマッサージしている人も多いように感じました。

かっさは、ある程度肌が丈夫で正しい使い方ができる人におすすめといえるでしょう。

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