「ブラックベリー『植えてはいけない』の真相を知りたい」
こういった疑問にお答えします。
果実としても人気の高い「ブラックベリー」は、様々な理由から庭に植えてはいけないと言われています。
これに対しネット上では、「本当に駄目なの?」といった意見もあるようです。
そこで、本記事ではこのような内容について解説していきます。
もくじ
ブラックベリーについて
基本情報 | |
栽培時期 | 7月~8月 |
ブラックベリーとは、バラ科キイチゴ属の一群の種または1種の低木およびその果実のことです。
ジャムやスムージーに加工したり、ヨーグルとやトーストなどに添えるなどと多種多様な使い方があります。
実ができるのは7月~8月で、この時期は酸味が強く生で食べるよりもジャムにして甘みをつけてから食べたほうが良いですね。
ポリフェノールが豊富に含まれているので、老化防止効果などに期待できます。
ブラックベリー「植えてはいけない」と言われる理由1『繫殖力が強い』
(地面には)植えてはいけない植物の一つ…爆発的繁殖力を持つフルーツ『ブラックベリー』。
先月、小苗を購入して、鉢植えにするか花壇に植えてやるか…とか考えてたら1つだけ蕾が付いて、花が咲いた。遅っ❗
植える場所はまだ決まってない。
ちなみにトゲなし品種なので生い茂らせても防犯効果は薄い。 pic.twitter.com/1R7vsfN6cn— みつママ (@bJ7ckjTo7b4V0q9) July 9, 2021
ブラックベリーを植えてはいけないと言われる理由の一つとして、繫殖力の強さにありました。
ツル植物でもあるブラックベリーは、伸ばした枝が地面に接触すると、そこから発根してどんどん増えていきます。
伸びたツルの部分が地面に深くもぐっていくことになりますね。
水や肥料などをあげなくても、成長していく点においては魅力的ですが、放置していると庭やプランターが凄いことになるようです。
最初は庭の一部に植えたつもりが、気づけば庭を占領するほど大きくなっていることもあります。
小さな実からは想像できない勢力なので、安易に植えてしまう方も少なくありません。
ツルを切断したとしても、そこを起点にして一つの株になります。
プランターなどの鉢植えで育てる場合は、土の範囲があるので、大きな心配はいらないです。
しかし、地植えすることでどんどん成長していくということになります。
繫殖力が強いので、他の植物の成長を妨げることもあります。
庭がブラックベリーでたくさんになると、他に植える場所がなくなるケースもあるようです。
稀に、ブラックベリーを食べた鳥がフンをして、そこから発芽することもあるようですね。
物凄い生命力もあるブラックベリーは、「植えてはいけない」と言われるようになってしまいました。
そのため、細めに剪定などとメンテナンスをすることで上手に育てることができます。
ブラックベリー「植えてはいけない」と言われる理由2『トゲが危ない』
カタリナ様の「庭に植えてはいけない植物」ベスト3
(実体験済)
・ハゴロモジャスミン
(鉄柵まで引き倒す乱暴者、匂いが嫌いな人には最悪)
・ブラックベリー
(無限に生えてくる暴れん坊、棘のある種は蔵馬並にキレッキレ)
・ミント
(特にペニーロイヤルミントとアップルミントは災害クラス)— ベレッタ@戦えるアーセナルUKR (@beretta8989) July 4, 2020
ブラックベリーを植えてはいけないと言われている理由として、棘の有無にもありました。
バラ科イチゴ属でもあるので、「バラ」と同様鋭い棘があります。
ツル性でもあるため、栽培をする際に誘引する必要がありますが、その際に怪我をしてしまう恐れがあります。
棘があると、触れた際に怪我する可能性もあるため「植えてはいけない」と言われるようになりました。
繁殖力も強いので、庭中に棘のある枝があると服に引っかかる可能性もありますよね。
細目に手入れもしないといけないため、危険性も高まります。
特に小さなお子様がいる家庭では、安易に庭に入らないように気を付けなければなりません。
どこがブラックベリーか分からないほど成長するので、余計に言われるようになったのではないでしょうか。
しかし、近年では棘の出ないブラックベリーも販売されているので、心配な方は棘がないものを購入すると良いですね。
ブラックベリー「植えてはいけない」と言われる理由3『虫や鳥が寄ってくる』
昨日通りがかった花屋さんで売られていたブラックベリーがとても可愛らしかったのでほしいなーと思ったのですが、とてつもなく繁殖力が強く、甘い香りの実がつくため鳥も虫もやってきて庭がジャングルのようになることがあり、植えてはいけない植物に数えられていると聞いてとても尻込み。
— 手前豆腐(葉月)💉💉💉💉 (@soymilk_mg) June 5, 2015
ブラックベリーは、鳥や虫が集まってくるため、「植えないほうがいい」と言われるようになりました。
とても甘い実をつけるので、匂いや味で寄ってくるということですね。
人間が収穫する前に鳥たちが食べてしまうケースも少なくありません。
鳥が好きな方にとったら微笑ましいのかもしれませんが、他の植物まで被害にあうこともあります。
また、鳥の糞害や鳴き声の騒音もあるので近所迷惑になるケースもあるようです。
自分たちの被害ではなく、近所にまで被害がいくのは避けたいですよね。
虫では、コガネムシ・ダニ類・カメムシなど様々な種類の虫を引き寄せてしまいます。
虫が苦手な方も多いので、ブラックベリーを避ける方も多いです。
実だけではなく葉っぱも食い散らかせるので、悩みを抱えている方もいます。
虫を狙って蛙やトカゲも寄ってくることもあるので、注意が必要です。
虫や鳥を引き寄せてしまうブラックベリーは、植えてはいけないと言われるようになりました。
ブラックベリーを植えた人による良い声
「植えてはいけない」とも言われているブラックベリーですが、魅力を感じている方もいます。
悩んでいる方は、少しでも良い口コミを把握することで後押しになるのではないでしょうか。
お世話が楽
実際にブラックベリーを植えている方は、お世話が楽な点に魅力を感じています。
繫殖力も強くたくさん育つので、収穫する量が多い点もブラックベリーの特徴です。
味もしっかりと美味しかったようなので、植えて良かったと思っていますね。
栽培の注意点を守り剪定さえしていれば、比較的育てやすいので、初心者の方にもおすすめの植物です。
今年はブラックベリーが沢山とれました😆✨味も良いしお世話も楽だし、植えて良かったな🎵 pic.twitter.com/iOTIaYSOKi
— しほのみか (@shihonomika) July 16, 2022
育てやすい
ブラックベリーは「植えてはいけない」と言われている一方で、育てやすいとも言われています。
地植えであれば、水をあげるなどの世話をしなくても良いですね。
アパートなど庭がない家庭では、鉢で育てることも可能です。
ブルーベリーなどは、土から考えなければならないので、比べると簡単に育てることができます。
はい、自分も素人ですが、ググったらその様です。まだブルーベリーは酸性の土を好んだり、少しクセがあります。それに対して、ブラックベリーは育てやすいですよ。地植えであれば、水あげなくて良いので楽ですよ。自分はアパートなので、鉢で育ててますが。
— しーせ (@cisse_zh) May 29, 2022
ブラックベリーを植えた人による悪い声
魅力的な点もあるブラックベリーですが、不満を抱える声もあります。
実際に植える前に少しでもマイナスな意見を参考にすることで、失敗を避けることができるのではないでしょうか。
花言葉が良くない
自宅にお花などの植物を植える際に、花言葉で考えている方も少なくありません。
その中でも、ブラックベリーの花言葉には「孤独」「嫉妬」「素朴な愛」などがあります。
他の植物に比べると、少しネガティブな印象を抱く方も多いのではないでしょうか。
ブラックベリーは華やかさがないものの、味わいが素朴なのも魅力です。
そういったことからも、「素朴な愛」などといった花言葉がつけられたのかもしれません。
ブラックベリーの花言葉、日本のでは「孤独」、「嫉妬」とかで海外では「卑劣」、「後悔」とかなんですよ…….
— ْ (@SERINUN_TIIIII) August 25, 2022
失敗した
比較的育てやすい植物でもあるブラックベリーですが、必ず成功するわけではないようです。
たくさん収穫することはできますが、味を好きになることができなかったようですね。
量も多いので、好みではない場合の処理の仕方に困る方も多いです。
そのため、ご近所さんや知人に配っている方も多いのではないでしょうか。
実際に育てても、苦手な味である場合やお店のものに比べて不味い場合もありますね。
@_Boule_de_Neige @AitsMk: @_Boule_de_Neige ラズベリーそんなに収穫できたのですね‼ 私は同時期植えたブラックベリーに負けて育ちが悪く失敗、豊作だったブラックベリーはあまり好きになれず^_^; 反対だったら良かった。。。
— lily🌺 (@AitsMk) June 2, 2013
まとめ
ブラックベリーを植えないほうがいいと言われている理由として、「繫殖力が強いので手入れが大変」「棘があるので危ない」「鳥や虫が寄ってくる」などにありました。
放置しても育つので、比較的育てやすい植物でもありますが、放置すると庭がブラックベリーで占領されることもあります。
たくさん収穫できる点には魅力がありますが、育ちすぎると他の植物の成長を妨げることもありますね。
そのため、実際に植える方は剪定を怠らないようにすることが大切です。