「ノウゼンカズラ『植えてはいけない』の真相を知りたい」
こういった疑問にお答えします。
美しい花の一つでもある「ノウゼンカズラ」は、家庭栽培で植えてはいけないなどと言われていますね。
これに対しネット上では、「絶対に植えてはいけない!」といった意見もあるようです。
そこで、本記事ではこのような内容について解説していきます。
もくじ
ノウゼンカズラについて
基本情報 | |
栽培時期 | 夏から秋 |
ノウゼンカズラとは、ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性木本です。
夏から秋にかけ橙色、または赤色の大きな美しい花をつけ、トランペットのような花を咲かせる植物ですね。
古くから観賞用に植えられており、庭園、公園などに庭木として利用されています。
枝や幹から根を生やし、壁や木の上を這いながら上に伸びていくものです。
ノウゼンカズラ「植えては いけない」と言われる理由1『繫殖力が強い』
RT いやこの、ノウゼンカズラっての?うちの近所でちょくちょく軒先から垂れ下がる形で咲き誇ってるの見かけて、まるで赤ちゃんのメリーみたいでかわいいなって思ってたんだけどググると「植えてはいけない」て出てくるのね…それだけ生命力強すぎて駆除が大変なのか……し、知らなかった…
— おひつじ (@MeisouSheep) August 19, 2021
ノウゼンカズラは繫殖力が物凄い強いので、管理が大変だと言われています。
生命力も凄く成長が早いのもノウゼンカズラの特徴の一つです。
こぼれ種から庭中に発芽するので、どんどん株を広げてしまいます。
茎から気根を出して壁をつたって成長し続けるため、一度植えて放置してしまうと管理が大変になるため安易に植えてはいけないようですね。
暑さにも寒さにも強いので、丁寧に育てなくても育つ点には魅力がありますが、いつの間に増えているので驚かれる方も多いです。
壁や塀にも絡みつくので、一度ついてしまうと傷がついたり塗装が剥がれる危険性もあります。
一度増殖をしてしまうと、広範囲において除去しなければならないので大変な作業にもなりますよね。
更に成長力も高いノウゼンカズラは、他の植物の成長を妨げることもあります。
別の庭木に絡みついて枯らしてしまうこともあるようです。
繫殖力が強い植物は、他に植えている植物の上に覆い被さることもあるので、日陰となり太陽光を浴びることもできません。
そのため、庭中がノウゼンカズラでいっぱいになるだけではなく、他の植物にも影響が出てしまいます。
ノウゼンカズラを庭に植えてはいけないと言われている理由として、繫殖力の強さにあるということですね。
しかし、育てやすい観点からは初心者向きの植物でもあるので、場所を選び剪定などの手入れをしっかりとすることで庭に植えても問題はありません。
ノウゼンカズラ「植えては いけない」と言われる理由2『毒性がある』
私まこの名前覚えるのに3年かかった(爆)
夏花で一番好きな花
ノウゼンカズラ🏵
でも 妊婦さんが居る家には植えてはいけないとかいわれがある(流産?)以前の我が家にも植えていたんだけど勢力が凄くて😭切っていたらその汁が素肌に付くと痛いんです😰なので お口入れない様に気を付けてね— たい姫 (@taihime920) July 11, 2021
夏の花で一番好きな花として、ノウゼンカズラを挙げている方もいました。
しかし、以前家で植えていた際に勢力も凄く、処理をしていると汁が素肌について物凄い痛いようです。
ノウゼンカズラは昔から有毒であることから、庭に植えてはいけないと言われていました。
触った手で目を擦ると失明するなどといった説を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に失明したという事例は見当たりませんが、アレルギー症状やかぶれなどを引き起こすことはあるようです。
触った手で目を擦ると、瞼が腫れるなどの炎症を起こすこともあるようですね。
これは、「ラパコール」という成分の毒で花の蜜にあります。
花びらに多く含まれているので、触った後や目についた際はすぐに水で洗い流すことが大切です。
今では、そういった毒性はないとも一部では言われていますが、危険性が全くないとも言い切れません。
命に危険がある強い毒性があるわけではないようですが、炎症やアレルギー症状が出る場合もあるので、「植えてはいけない」と言われるようになりました。
特に、ペットを飼われている方やお子様のいるご家庭では念のため気を付けたほうが良いですね。
ノウゼンカズラ「植えては いけない」と言われる理由3『迷信がある』
ノウゼンカズラの橙色。火事になるから植えてはいけない、と子供の頃よく言われた。そんなことを言われなければ、あの色と火が結びつくこともなかったのに。未だに植えることができない。
— 風徳太子 (@sakat_k) August 6, 2014
ノウゼンカズラの橙色は火事になるので植えてはいけないと、幼少期のころに言われていた方もいました。
そのため、言われていなければ火と結びつくことはなかったようです。
迷信ではありますが、一度聞いてしまうと安易に植えることができなくなりますよね。
更には、ノウゼンカズラはツルで伸びるタイプなので他の木や柵などに巻き付いて伸びていきます。
昔の人は巻き付いて伸びる草木を、「家の主の首に巻き付いて身動きを取れなくする」と言われていたようです。
縁起が悪い植物とされてしまい、今でも年配の方は避けているのかもしれません。
他にも、庭に植えると流産するなどと様々な説があるようです。
しかし、ノウゼンカズラの花言葉は「名声」「名誉」「栄光」となっています。
ポジティブな花言葉でもあるので、庭に植えるには最適ではないでしょうか。
迷信などを信じている方にとったら避けたい植物でもありますが、迷信とされているので、安心して植えることができます。
様々な説や昔の方が言うような縁起の悪さから、「植えてはいけない」と言われるようになってしまいました。
ノウゼンカズラを植えた人による良い声
繫殖力が強く管理するのが大変だと言われているノウゼンカズラですが、実際に育ていて魅力を感じている方は多いです。
植えるのに悩まれている方は、良い口コミを把握することで、後押しになるのではないでしょうか。
被害は出ていない
ノウゼンカズラが満開に咲いている家庭では、今のところ被害は出ていないようです。
Googleの関連キーワードにも出てくるほど、植えてはいけないと言われていますが、問題なく育てている方もいます。
そのため、手入れなどによっては大変な思いをすることはないようですね。
仕上げの部屋の外にあるノウゼンカズラが満開です
調べると「ノウゼンカズラ
植えてはいけない」と物々しいサジェストが出ますが
今のところ特に被害は出ていないようです pic.twitter.com/0SS9KQdaw5— 道楽屋 和彩灯〔wasavi〕@送料無料 (@wasavi__jp) July 19, 2022
可愛いから許してしまう
ノウゼンカズラが咲いている家庭では、植えてはいけないと言われてことを把握しているうえで育てているようです。
繫殖力が物凄いですが、見た目も可愛らしくて許してしまうようですね。
*(。•◡•。)⸝⋆ᵍᵒᵒᵈ ᵐᵒʳᐢⁱᐢᵍ🔅
青空に映える夏の花
ノウゼンカズラが咲きました🏵️植えてはいけない植物リストに
入るほど凄い繁殖力だけど
いいのです(*´꒳`*)
可愛いから許しちゃう•*¨*•.¸¸💕*#福島撮影隊#ノウゼンカズラ#TLを花でいっぱいにしよう#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/OKXS7P8jQQ— もんた🍁 (@monta_photo) July 19, 2021
ノウゼンカズラを植えた人による悪い声
問題なく育てている方も多いノウゼンカズラですが、不満を感じている方もいます。
実際に植える前に少しでもマイナスな意見を参考にすることで、失敗を避けることができるのではないでしょうか。
つるが出没して大変
庭にノウゼンカズラを植えている方は、暑さのせいで真夏に咲くことはなかったようです。
季節がずれて咲き始めたようですが、繫殖力が物凄いので庭の様々な場所につるが出没して大変な思いをしています。
綺麗な植物でもありますが、庭中が占領されてしまうこともあるので注意が必要です。
庭のノウゼンカズラ。
今年は暑すぎて真夏には咲かなかったけど、ちょっとズレて咲き始めた😊
キレイだけど繁殖力の強いつる植物。庭のあちこちにつるが出没して大変😅金沢市の玉泉園には、豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに持ち帰ったとされる、樹齢400年になるノウゼンカズラの古木があるんだって🤗 pic.twitter.com/6NCOYw1sHY
— 水谷紘子ピアノ教室◇金沢市・白山市の弾く前も 弾いたあとも楽しいピアノ教室♪ (@hiroko__piano) September 10, 2022
網戸にへばりついた
坪庭にノウゼンカズラがあるご家庭では、網戸に新根がへばりついて大変だったようです。
破けないように剝がさないといけないので、難しい作業でもあります。
綺麗な花ではありますが、植える場所によっては大変な思いをすることも少なくありません。
おはよう御座います
昨日 坪庭にはびこるおしろい花・アメリカノウゼンカズラきれいな花咲くけど、
網戸に新根がへばり就いて 網戸破けないように剥がすの大変でした😥🎤おしろい花は/五木ひろし 好きでカラオケDAM勝ち抜きランキング850人中🏆️一位の記念に植えて黄色ピンク混食 白負けて😥草です pic.twitter.com/zgfjdju8Qy— 美和ゆうじ (@ccK0rDh2M84GSLw) August 31, 2022
まとめ
ノウゼンカズラを植えてはいけないと言われている理由として、「繫殖力が強い」「毒があると言われている」「迷信がある」などにありました。
実際に植えている方の中で問題がないこともありますが、手入れをしていなければ大変な思いをすることもあります。
そのため、植える際は網戸や外壁の近くは避けて頻繁に手入れをしなければなりません。