シソは植えてはいけない?繫殖力・経験者の声を徹底調査

「シソは植えてはいけないの?」

「シソ」とGoogle検索をすると関連キーワードに「植えてはいけない」と表示されています。

なぜ、植えてはいけないのか気になることと思います。

そこで、本ページでは、シソ「植えてはいけない」と言われる理由を口コミと共に紹介していきます。

シソについて

基本情報
栽培時期 7月~10月

シソは、シソ科シソ属の植物で、芳香性の一年生草本です。

中国原産で各地で広く栽培されており、品種が多いのが特徴でもあります。

青ジソは葉を摘みながら株を育て、赤ジソは収穫適期に株ごと抜き取って収穫していくものです。

焼く実などと陽とも幅広いので、家庭栽培で育てている方も多いのではないでしょうか。

シソ「植えてはいけない」と言われる理由1『繫殖力が強い』

シソはハーブ類なので、地面に直接植えてはいけないと考える方も多いです。

どんどん繁殖をして、庭中シソだらけになることもあるようですね。

繫殖力が物凄い強いので、こぼれ種でどんどん増えていきます。

シソは、栽培すると花が咲いて種がつきますが、その種が地面に落ちてしまいます。

地面に落ちた種は、翌年は勝手に芽を出し勝手に育っていくようになりますね。

少量なら嬉しく思いますが、庭の様々な箇所に飛んでいくので物凄い量になってしまいます。

抜いても抜いても生えてくるので、一度植えると庭はシソでいっぱいになるようです。

そのため、シソは地植えしてしまうと増えすぎることから「植えてはいけない」と言われるようになりました。

水を与えたりと、お世話をしなくても成長していくので厄介なものです。

他の植物を新たに植えようとしても、場所がないということも少なくありません。

更には、庭がシソだらけになってしまうと、他の植物に日が当たらなくなり成長を妨げることもあります。

雑草のような繫殖力があるのもシソの特徴なため、地植えはしないようが良いですね。

シソ「植えてはいけない」と言われる理由2『特定の虫被害がすごい』

繫殖力が凄いシソですが、ヨトウムシなどの虫が発生する点にも気を付けなければなりません。

和製ハーブとも呼ばれるシソは、香りも強い植物でもあります。

強い香りが苦手な一部の虫は逃げていきますが、好んでいる虫は葉を食べてしまうこともあるようです。

それが、それがヨトウムシという蛾の幼虫で漢字で「夜盗虫」と書きます。

漢字の意味合いの通り、真っ暗になる夜になると活発に動き出す虫です。

とても食欲旺盛なので、シソだけに限らずキャベツなどの他の葉物まで食べてしまうこともあります。

特に青シソの葉には害虫がつきやすいので、虫が苦手な方は特にシソの手入れが大変になるのではないでしょうか。

香りも良く柔らかい葉っぱでもあるシソは、ヨトウムシを中心とする害虫には大好物なのかもしれません。

ヨトウムシ以外にも、アブラムシやバッタなど様々な虫を引き寄せることもあります。

虫が寄ってくるだけではなく、他の植物にも悪影響が出るので「植えてはいけない」などと言われるようになったのではないでしょうか。

植物の中では比較的育ちやすいですが、手入れが物凄い大変ということですね。

シソ「植えてはいけない」と言われる理由3『他植物と一緒に植えると苦くなる』

赤シソは交雑しやすく、青シソやハーブと一緒に植えてしまうと苦み成分になってしまうようです。

そのため、知らずにジュースなどにしてしまうと苦いものができてしまいます。

交雑とは、異なる種が合わさって雑種が作られることを言います。

青シソと赤シソを一緒に植える方も多いですが、一緒に植えるのも良くないとされていますね。

特に交雑しやすく、赤でも青でもない中途半端な性質をもったシソが育ってしまうからです。

1種類を植えるには良いですが、2種類を一度に同じところで植えてしまうとリスクを伴います。

赤シソと青シソが混ざった性質を持つものには、全体的の質も落ちてしまいます。

香りも落ちて、苦みも強くなってしまうので勿体ないのではないでしょうか。

更に、繫殖力も更に強くなり生命力も物凄いあるようですね。

一度植えてしまうと、二度と元のシソに戻ることはできないので、注意が必要です。

しかし、赤と青のシソも一緒に植えると良い影響を与え合うとも言われています。

寄ってくる害虫の種類も違うので、一緒に植えることで互いの害虫被害を抑えることができるとも言われているようです。

一緒に植えることによってメリットもありますが、種をとらずに1年草として育てるのが良いかもしれません。

シソを植えた人による良い声

「植えてはいけない」とも言われているシソですが、魅力を感じて育てている方は多いです。

実際に悩んでいる方は、少しでも良い口コミを把握することで後押しになるのではないでしょうか。

難易度が低い

シソは育てやすいので、初心者向きの植物でもあります。

繫殖力が強いので、物凄い量のシソが毎年育つ難点がありますが、「育てる」という点でいくと育てやすいです。

土や容器を選ばないので、多少の知識さえあれば始めやすいですね。

一度育つことに喜びを感じることで、他の植物への意欲も沸くので良いかもしれません。

便利だから良い

シソは薬味として活用できるので、様々な料理などに使用することができます。

そのため、庭でたくさん育てても処理しやすい特徴もあります。

たくさん増えて成長していく姿を見ると、楽しくなる方も多いです。

育てやすくたくさん育つので、やりがいがあるのもシソの魅力ではないでしょうか。

シソを植えた人による悪い声

魅力的な点もあるシソの栽培ですが、皆さんが良いと感じているわけではないようです。

実際に育てる前に少しでもマイナスな意見を参考にすることで、失敗を避けることができるのではないでしょうか。

難しい

シソは初心者向けの植物でもありますが、全員が必ず成功するわけではありません。

何度か失敗をしている方もいるようで、やっと芽を出すことができた方もいます。

植える時期によっては、上手く育てることができないようで、難しいと感じる方もいます。

シソは、生育適温は20〜23度、発芽適温は22度前後となるので、4月ごろから植えると良いです。

不安な方は、ハーブ用にブレンドされた市販の培養土を使用してみると良いかもしれません。

地植えの場合は基本に天候に任せても良いですが、乾燥が続く場合は水をあげると良いです。

素人には無理

シソはスーパーなどでも販売されていますが、自宅で同じようなものを育てるには難しいとされています。

増えたり大きくなる点は良いですが、風味も飛んでしまうようです。

薬味としても活躍するシソなので、重要な風味がないと意味もないですよね。

そのため、育てるには難しいと感じており、シソ農家さんが頑張って風味をよくしているのを実感しています。

素人が適当に育てるだけでは、美味しいシソを作ることはできないようです。

まとめ

シソを植えてはいけないと言われている理由として、繫殖力が強く庭中がシソでいっぱいになってしまう点にありました。

地植えすることで、生命力のあるシソはこぼれ種によって翌年も成長し続けます。

多くの量が育つので、やりがいなどを感じることができますが、他の植物の成長を妨げることも少なくありません。

初心者向きの植物でもありますが、繫殖力が物凄い強い点を把握しておくことで失敗を避けることができるのではないでしょうか。

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