サンライズ出雲の予約が取れない理由|チケット入手のための裏ワザ3選!

サンライズ出雲 アイキャッチ

「サンライズ出雲は予約が取れないの?」

「サンライズ出雲 予約取れない」とGoogle検索をすると関連キーワードに「予約取り方」と表示されています。

一体なぜ予約が取れないのか、どうすれば予約が取れるのか気になることでしょう。

そこで、本ページでは、サンライズ出雲の予約を取るための裏ワザを、口コミと共に紹介していきます。

サンライズ出雲とは

引用元:JRおでかけネット

「サンライズ出雲」は、東京~山陰・四国エリアをつなぐ寝台特急です。

東京から「サンライズ瀬戸」と併結して岡山まで行き、分割して出雲市へ向かって運行中です。

ここでは、サンライズ出雲の以下の3つについて解説します。

サンライズ出雲とは
  • サンライズ出雲の歴史
  • サンライズ出雲の客室の種類
  • サンライズ出雲の寝台料金

乗車を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

サンライズ出雲の歴史

サンライズ出雲の歴史は古く、サンライズ瀬戸と共に1951年(昭和26年)に前身が登場しました。

しかし、実はサンライズ出雲の歴史は、もっと古くから続いています。

サンライズ出雲の歴史は、以下の通りです。

歴史
1928年(昭和3年)・大阪~米子・浜田間を結ぶ準急列車
・料金不要(戦後の快速列車に相当)
1935年(昭和10年)・出雲今市駅(現出雲市駅)から大社線に直通
・大阪~大社(現在は廃止)間を運行
・急行列車に格上げ
1943年(昭和18年)・太平洋戦争の激化により廃止
1947年(昭和22年)・準急列車として復活
1951年(昭和26年)・急行列車に格上げ
・「いずも」という列車名がつけられる
・「せと」と併結され大阪~東京駅までの直通列車に
1956年(昭和31年)・「いずも」→「出雲」に改称し「せと」との併結終了
・東京~大社間を単独運行
1961年(昭和36年)・京都~福知山間を山陰本線経由に変更
・「京阪神~山陰地方」→「東京~山陰地方」の運行に
1972年(昭和47年)・特急列車に格上げ
・東京~浜田間で運行
1978年(昭和53年)・東京~米子間で運行していた寝台特急「いなば」と統合
・2往復体制で運行開始
1984年(昭和59年)・2段式に改造
・居住性が向上される
1987年(昭和62年)・国鉄が分割民営化
・「出雲1・4号」はJR東日本で運行
・「出雲2・3号」はJR西日本で運行
1998年(平成10年)・1往復に285系を投入し電車化
・「出雲2・3号」は「サンライズ出雲」に改称
・「出雲1・4号」は「出雲」の名称で距離を短縮して運行
・「サンライズ瀬戸」と併結運行開始
2006年(平成18年・「出雲」が廃止

現在は、日本で唯一の定期寝台特急となっています。

サンライズ出雲の客室の種類

サンライズ出雲の客室には、いくつか種類があります。

客室の種類については、以下の表を参考にしてください。

客室のタイプ概要
シングルデラックス・1人用個室でいちばん広い
・幅の広いベッド・デスク・洗面台を設置
・車両の2階部分にあり眺望が楽しめる
・1編成に6部屋
・シャワーカード付き
サンライズツイン・2人用の客室
・ベッドは左右に並んでいる
シングルツイン・1人でも2人でも利用可
・ベッドは上下2段(上段は予備ベッド)
・2人での利用は寝台料金が5,500円プラスされる
シングル・1人用の客室
・列車編成の中でいちばん多いタイプ
・ベッドやテーブルなど最小限の設備をコンパクトに設置
・階上・階下・車端の3タイプ
ソロ・1人用の客席
・眠るための空間をコンパクトに構成
・階上・階下の2タイプ
ノビノビ座席・寝台料金なし
・上下2段構成
・フルフラットのカーペット席
・頭の部分にのみ仕切りがある雑魚寝タイプ
・備え付けの毛布あり

サンライズ出雲の客室は「ミサワホーム」と共同開発しており、「グッドデザイン金賞」「ブルネル奨励賞」などを受賞。

快適な列車の旅を実現しています。

ぜひ、人数や目的に合わせて客室を選んでみてはいかがでしょうか。

サンライズ出雲の寝台料金

サンライズ出雲に乗車するには、乗車券・特急券のほかに「寝台券」が必要です。

寝台券の料金は以下の通りとなっています。

部屋タイプ料金
シングルデラックス13,980円
サンライズツイン15,400円
シングルツイン9,600円(2人での利用時15,100円)
シングル7,700円
ソロ6,600円
ノビノビ座席寝台料金なし

料金総額は、大人や子ども・人数によっても変わります。

ぜひ参考にして、旅行計画を立ててみてくださいね。

サンライズ出雲の予約が取れない理由1:人気が高い

サンライズ出雲は、人気が高すぎてチケット争奪戦が繰り広げられているようです。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • ネットや券売機からの購入は不可能
  • 人気の席は予約できたら奇跡

ネットで予約しようとすると、席が全く残っていないということですね。

サンライズ出雲の予約が取れない理由2:予約サイトが不便

せっかくネット予約でサンライズ出雲のチケットを取れたとしても、希望の席が取れないようですね。

人数分を一緒に予約することができず、部屋も離れてしまったとのこと。

一人旅なら問題ないところですが、数人での旅行では困ってしまいますね。

サンライズ出雲の予約が取れない理由3:繁忙期は難しい

サンライズ出雲のチケットを取るには「ネット予約」「券売機」「みどりの窓口」からの申込みが必要です。

チケット予約は、乗車予定日から1カ月前の午前10時からの受付となります。

しかし、ただでさえ人気のサンライズ出雲のチケットとなると、繁忙期に予約するのは難しいようですね。

サンライズ出雲の予約を取る裏ワザ3選

なかなか予約が取れないと言われているサンライズ出雲ですが、チケットの予約を取るための裏ワザが存在します。

サンライズ出雲のチケットを取る裏技は、以下の3つです。

サンライズ出雲の予約を取る裏ワザ3選
  • 10時打ちで狙う
  • e5489で狙う
  • キャンセル待ちで狙う

一つずつ詳しく解説します。

10時打ちで狙う

10時打ちとは、みどりの窓口にて予約開始の10時ちょうどに予約を入れてもらう方法です。

サンライズ出雲のチケットは、乗車予定日から1カ月前の10時から予約することができます。

そこで10時より少し前にみどりの窓口に行き、駅員用の「マルス端末」にあらかじめ必要情報を入力してもらい待ちます。

10時ちょうどになったら担当者が発券ボタンを押してくれるので、予約できることを祈るのみ。

緑の窓口では専用の申込用紙が必要なので、先に記入しておくことをおすすめします。

用紙はダウンロードすることも可能なので、家で準備してから行くと安心でしょう。

ただし「10時打ち」は非公開のサービスであり、駅によっては実施していません。

事前に問い合わせをしておくようにしましょう。

また、ほかのみどりの窓口でも、同じように10時打ちを狙っている方が大勢います。

競争率の高いチケットは、すぐに売り切れてしまうので、万が一チケットが取れなくても苦情を言うことのないようにしてください。

e5489で狙う

「e5489」とは、JR西日本のネット予約サービスです。

自分で、ネット予約サービスを使って10時打ちをすることができます。

先述した10時打ちと同じように事前に入力を済ませておき、10時になったと同時に申し込みましょう。

まずは日時を指定して、列車名を「サンライズ出雲」に変えます。

ほかに「発車駅」「到着駅」「利用人数」「利用客室」などを選び、10時に備えておくことがチケット入手のためには重要です。

特に「シングルデラックス」「サンライズツイン」は部屋数が少ないため、競争率も高くなります。

そして、ネット予約には注意点があります。

サンライズ出雲は寝台列車のため、夜通し運行します。

そのため、途中の駅からの乗車の場合、日付が変わっていることがあるでしょう。

その場合であっても、チケットの予約をする場合は、発車駅の日時を基準におこないます。

たとえば、上り線で大阪からの乗車の場合。

大阪からの出発は0時33分となっています。

大阪の出発日が7月10日の場合、サンライズ出雲が出発しているのは7月9日です。

そのため、予約ができるのは大阪出発日の1カ月前ではなく、その1日前の6月9日ということになるため注意しましょう。

キャンセル待ちで狙う

最後の手段としては、キャンセル待ちを利用する方法があります。

サンライズ出雲はキャンセル料がありますが、出発日の2日前までであればキャンセル料は340円と安いです。

そのため、2日前にはキャンセルが出やすいと言われています。

ほかにもキャンセルが出やすい日があると言われており、以下の通りです。

  • 発売当日:複数申し込みをして必要以上に取れてしまったもの
  • 発売後2~5日:ネット予約での予約で入金がされず自動キャンセルされたもの
  • 出発の15~10日前:旅行会社が確保していたものの余ってしまったもの

キャンセル待ちはいつ出るか分からないため、自分で小まめにチェックする必要があります。

みどりの窓口で問い合わせるか、e5489でも検索ができるので利用してみましょう。

ただし、寝台料金不要の「ノビノビ座席」に関しては、指定席券売機でも確認し購入ができます。

サンライズ出雲の良い口コミ

予約が取れないなどの声もあるサンライズ出雲ですが、中には良い口コミも多くあります。

予約を検討する前に口コミを参考にして、その魅力を知ることで納得のいく利用をすることができるかもしれません。

楽しい

サンライズ出雲は「楽しい」という口コミがすごく多かったです。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • 秘密基地感がヤバい
  • 乗ってる間ずっと楽しい

非日常的な空間は、大人でもワクワクできるということでしょうか。

寝台列車でありながら、寝るのがもったいないと感じてしまったようですね。

快適すぎる

サンライズ出雲は「快適すぎる」という口コミも目立ちました。

だからこその人気の高さと言えるでしょう。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • 快適過ぎて部屋から出たくなくなる
  • また乗りたい

あまりの快適さに「最強!」と感じてしまったようですね。

設備が充実

サンライズ出雲の客室は、ミサワホームが共同開発をしており、設備が整っているとのことです。

「もはやホテル」だという口コミも、数多く見ることができました。

非日常を味わえる列車の旅は、1度は体験してみても良いですね。

サンライズ出雲の良い口コミまとめ

サンライズ出雲の良い口コミとして、以下のようなものがありました。

サンライズ出雲の良い口コミ
  • 楽しい
  • 快適
  • 設備が充実

サンライズ出雲は、全体的に良い口コミが多い印象でした。

機会があれば、一度は乗ってみたい寝台列車と言えるでしょう。

東京と山陰・四国の間で移動される方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

サンライズ出雲の悪い口コミ

魅力を感じている人が大勢いるサンライズ出雲ですが、悪い口コミも複数見られます。

先にマイナス面を知ることで、利用してから「失敗した」と思うことを避けられるかもしれません。

シャワーが水だった

サンライズ出雲には、シャワー室が完備されています。

しかし、水しか出ないというのはひどいですね。

シャワーを浴びるには「シャワーカード」が必要で、シャワー室から出てしまうと途中であっても再入室はできません。

一度、シャワー室に入ってしまったからには、我慢するしかなかったようですね。

しかも2月ということで、極寒のなか耐えることになるとは不運としか言いようがありません。

この場合は人的ミスのようですが、運行前にチェックはしておいて欲しいところです。

競争率が高すぎる

サンライズ出雲は、その人気からチケットを取る競争率が高すぎるようです。

ネット予約で10時にページを開いたところ、すでに全部の座席が空いていない状況だったようですね。

10時打ちで購入している分だけで、販売終了してしまうということが分かります。

疲れる

サンライズ出雲は、寝台列車なので寝て移動します。

そのため、慣れていない方だと疲れてしまう場合があるようです。

ネット上には、以下のような口コミもありました。

  • 思いのほか揺れて酔った
  • 眠れたけど背中が痛い

乗り物酔いしやすい方は、注意したほうが良いようです。

寝具についても、個人ごとに合う合わないの違いもあるので、中には体に痛みを感じる方も。

中には、毛布を下に敷いて寝た方もいたようです。

サンライズ出雲の悪い口コミまとめ

サンライズ出雲の悪い口コミには、以下のようなものがありました。

サンライズ出雲の悪い口コミ
  • シャワーが水だった
  • 競争率が高すぎる
  • 疲れる

「シャワーが水だった」などは、すでに対策はされていると思いますが、せっかく予約が取れたのなら楽しい旅路にしたいものですね。

悪い口コミを参考に、サンライズ出雲を快適に利用できるように工夫しても良いのかもしれません。

まとめ

サンライズ出雲の予約が取れないと言われている理由として、「人気が高い」「予約サイトが不便」「繁忙期は難しい」などの口コミがありました。

良い口コミをしている人は、非日常の空間を楽しめた方が多い印象です。

そのため、「また乗りたい」と思っている人も多いように感じました。

サンライズ出雲は、快適に夜間移動をしたい人におすすめと言えるでしょう。

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